ランドセル格差

ランドセル格差なんてものがあるらしい。「ランドセルの値段やデザインでイジメの対象になってしまう」とか、怖い世の中です。でも、ランドセル格差を生み出しているのは、良かれと思って良いランドセルを買い与える大人たちなのよね。

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ランドセルの平均単価は、年々上がり続けていて、今や平均単価5万円。単価上昇は、じじばば消費によるもの。

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ランリュックは良いよ。1万円以下で買えるし、収入差がわからない。だいたい低学年から高学年に上がるタイミングで1回は買い替えている人が多かったが、人によっては兄・姉のおさがりを使っている人もいた。

「ランドセルを使っている人は転校生」という風潮であり、転校生は早々にランリュックに買い替えている人もいた。(今考えると、高価はランドセルをせっかく持っているのに、代わりにランリュックを使うなんて・・と思うが、しょせん高級品の価値は子供にはわからない。おそらく大人だってわからない。)

 

ランドセルだけではなく、同じような現象はある。手縫い雑巾とかも、金銭価値ではないが「お母さんが時間を使って手縫いをしてくれる」というところで子供に格差を見せつける。

子供がそのような格差を感じることを、完全になくすことは無理なんだろうと思う。ただ、できるだけ悩まずに育つことができる社会になってほしい。