大学のランキングを見て思うこと

2016年は、Financial TimesのMBAランキングからHBSが1位でなくなって代わりにINSEADが初めて首位をとったかと思ったら、アジア大学ランキングで東大が1位から7位に転落した。ランキング的には動乱の1年らしい。

この手のランキングを見るたびに、このようなランキングは本当に水物だなと思う。評価基準1つでどのようにも変わってくる。変動の原因を分析したりして実態との齟齬を指摘する人もいる。

実態がどうであることは色々と議論の余地があるのだろう。ただ、実態がどうであれランキングに行動を影響を受ける人が多いこともまた事実。

老婆心ながら、東大のアジア首位からの転落が『日本国内で競争するだけでは生き残れないかも』という危機感につながってほしい。(危機感のかけらもなかった自分の学生時代を思い出しながら。)